先週、お客様から秩父、三峯神社の「気守」を頂きました!
三峯神社は昨今パワースポットで脚光を浴びている神社で、毎月1日に配布される白い「氣守」を買おうする方が全国から参拝に訪れているそうです。
三峯神社は車でしか行けないので、昨年末の大晦日は特に大行列していて、全く動かない様子がテレビでも放送されていました。
そうまでしても手に入れたい、というご利益ある三峯神社の気守ですが、地域の渋滞解消の対策がとれず、白の氣守は三峯神社興雲閣に宿泊される方のみ、頒布されるようになったとのことです。
このお客様は地元の方なのですが、白の氣守をゲットするため、宿泊して受け取られたそうです。宿泊した方のみが白の見守が購入できるとのことで、私には黒の氣守を買ってきて下さいました!(ありがとうございます!)
「氣」の文字に、気迫を感じます!いかにもパワーがありそうです。
いつも身に着けていたら、守って頂けそうな気がします。
それにしても「氣」というのは不思議なものです。
目には見えないけれども、私たち日本人は「氣」の働きを感じる感性が高いように思います。日本語には「氣」がつく言葉が実に多いですね。
施術を受けて下さったお客様が、身体の中で流れる感覚があることから、私の施術は気功ではないか?とおっしゃっていました。
自分では施術でただ刺激をしているだけの感覚しかないのですが、両手をつけたり離したりすると、その空間に確かに圧力を感じたり、手を当てると身体がじんじんする、ということも起こります。これを氣と呼んでいるのかもしれませんね。
また、古武術の柔術の稽古では、師範に技を掛けてもらうと、師範は力んで力を掛けているわけではなく、ただ触れるだけなのに、倒されてしまうということが起こります。(師範も鍼灸師の資格を持っておられますし、門人は施術家が多いです。)
その時、身体の中に流れていくのを確かに感じますし、上手く通って行かず、途中でつっかえるようなことも感じます。
つっかえたら、どうやったら通るかを、稽古をしていくと段々感じられるようになり、相手の身体と自分の身体の状態を診られるようになり、すーっと通ると身体がとても楽になります。(これが柔術の面白いところで、技を掛けられ、倒されると気持ちがいいのです!)
この柔術では、上級になると経絡をつかって技を掛ける稽古もしていて、陰陽や経絡の流れを体感することができます。
これを氣というのだろうと思いますが、氣はもっと深いものなのかもしれません。
話が古武術の方に流れてしまいましたが、この黒い気守を見た瞬間、武術のお守りのような氣がしたのでした。このお守りを身に着けていたら、氣がパワーアップして、技が上手くなるかもしれませんね!
ここ数年、施術で身体の反応が多彩になってきました。夏休み中にコンテンツを書き換えているところで、やっとまとまってきました。今まで自分の施術の特徴を上手く伝えることができなかったのですが、じっくり時間が取れたことと、やっと気(期)が熟してきたのかもしれません。
身体の持つ不思議な力は、医学だけの範疇ではとらえられないものがあります。
人間も動物であり、生命であり、自然現象でもあります。
この休みで地球の動きや気象などを調べていて、施術で皆さんに生じる現象は、この地球の動きと密接に関係していると確信しました。具体的には自転と公転の動きなのですが、それをもっと論理的に説明できたら面白いなとわくわくしています!
この地球に働く力を含めて、「氣」というのかもしれない、と思うと、「氣」は壮大で計りしれないパワーを持っていて、その力を身体が発現しているのかもしれない、と想像するだけで、内側から何とも言えない活力が湧き出てくるような「氣」がします。