R.S様 東京大田区在住 40代 目の奥の痛み
3年ほど前から、右側頭部から右目にかけて、へんな感じがありました。
会社の健康診断で頭部CTをとっても何の異常も無いといわれ、おかしいなと思っていました。
そうこうするうち、仕事がものすごく忙しくなり、家の事情も重なって過労になっていたとき、頭部の圧迫感が強くなってきました。
そこで、インターネットで、西洋医学以外で頭蓋骨の歪みを専門的にみてくれるところを探し、クラニオ整体を訪ねました。鈴木先生の見立ては、すばらしいものでした。
私の場合、3歳頃にじんましんの治療のため、毎日のように近所の内科で大腿部中央に注射を打たれていました。そのため、大腿部の筋肉は左右とも真ん中がへこんで、その周囲が堅くなっています。つまり筋肉が常に収縮状態にあるわけです。 この縮んだ筋肉が骨盤を下へ下へと引っ張り続け、そのため子供のころから背骨や頚骨のゆがみ、及びそれらに派生するひどい肩こりに悩まされてきました。
また、骨盤の位置異常に由来する内臓への圧迫も強く、便秘や子宮筋腫の大きな理由となっていたようです。子供の頃しょっちゅう転んでいた私は、運動神経が鈍いのかと思っていましたが、大腿部の筋肉が収縮しっぱなしだったため、足が思うように動いていなかったのです。
大腿部の筋肉の収縮状態が身体全体に悪影響を及ぼしていたわけで、頭部の圧迫感もその影響によるものだったということが、鈴木先生の説明で明らかになり、まさに目から鱗が落ちるとはこのことだと思いました。
クラニオ整体ではその収縮を元に戻すことを主に、全身のねじれや緊張をゆるめて頂いています。通院開始後、数回で頭部と目への圧迫感がほぼ消失しました。全身がいかに固まっていたかがよくわかり、筋肉の本来の状態とはゆるんだ状態なんだということを体験しています。
◆ 院長より
西洋医学では身体を細分化し、目の症状ならば眼科、便秘ならば胃腸科など、それぞれを分離して考えますが、身体の症状は密接に関連しています。
「そんなことが原因になっていたとは、思いもよらなかった」
そんな風に患者さまからのお声を聞くと、今まで知らなかったご自身の身体の不思議さと、関心を持っていただけて、とても嬉しいです。
R様は他にも今まで全く身体が受け付けなかった食材が、食べられるようになった、とおっしゃっていました。今までは、「アレも食べられない、これも・・・」とかなり食事に気を使わなくてはならなかったそうです。消化機能が向上したおかげで「こんなに美味しいとは!」と食事の幅も広がったようです。
身体の機能が向上することで、生活の幅が広がり、楽しみが増えますね。
そのお手伝いができたことは、私もとても嬉しいです。