こころとからだの健康コラム

◇ 言葉がすっと出る ◇

言いたいことがすっと出てこない、詰まってしまう。

 

その場で言えずに、後から後悔し、「何であの時、言えなかったのだろう」と思うことがあります。

 

飲み込んでしまった言葉や、感情は、身体の中に閉じ込められて、それが筋肉の緊張や、骨格の歪み、臓器の機能低下などを引き起こします。

 

今までの経験から、自分の思いに素直に従えなかったり、周りの人の顔色を伺って気持ちを出せなかったりと、言葉がすっと出てこなくなった原因があると思います。

 

しかし、原因がわかったとしても、自分の意志で言葉に出していく、というのは、大変なことです。

かなり努力をしても、その場になるとまた言葉を飲み込んでしまう。

 

そんな時には、身体を緩めてあげましょう。

 

筋肉の緊張をとると、自分の身を守るために防衛していた身構えが解除されます。

骨格の歪みが整うと、自分の軸が真っ直ぐになり、軸がぶれなくなります。

 

しっかり自分の中心が保たれつつ、柔軟でしなやかな、やわらかい雰囲気が滲み出てきます。

 

そうすると、自分の気持ちに素直に、敏感になり、言葉がすっと自然に出てくるようになります。

頭で考えて、こうするべきだ、こういったほうがいい、という言葉ではない、自分の深い所から出てきた、素直で正直な本当の気持ちが言葉となっていきます。 

 

自然体のこころとからだから発せられた言葉には、柔らかさと温かみがあります。

その人の存在感がしっかりと感じられます。

そんな言葉には、誰もいやな気持ちを抱いたりしないで、受け止めてもらえることでしょう。